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■ 目は見ること、耳は聞くこと、歯は食べることが仕事

■新見解−本当は“機能”面から歯はやられる

目は物を見て“なんぼ”、耳は音を聴いて“なんぼ”、歯は食べ物を噛み砕いて“なんぼ”のものです。歯には、発音に関係したり、全身の健康維持にも関与したり、感覚器としての機能もあります。しかし歯は何といっても、消化器系の一つの器官として、消化のスタートの部分である摂食・咀嚼という役割を担うために体から分化してきたものです。

全身には数多くの器官がありますが、それぞれに果たすべき“機能”があります。胃や腸ならば食べた物を消化・吸収する、足なら歩いたり走ったりする、目なら見る、耳なら聴くことが、それぞれの機能です。そして、各器官は「機能していること」によって、正常で健康な状態を保つことができるのです。

ちょうど良い明るさの物を見ていたり、心地よい音を聴いていれば、目や耳は健康を維持できるのです。では、働いて機能していれば、器官は永遠に健康でいられるのでしょうか。もちろんそんなことはありません。次の二つの点から、器官は機能面から影響を受けて弱り、衰えていきます。

一つは、長い年月、機能を続けた果ての消耗・劣化です。歳をとれば、足腰が弱くなったり、老眼になったり、耳が遠くなったりというようなことです。一般的には「老化」として捉えられている症状です。

もう一つは、「無理な機能を強いられる」こと、つまり、不自然な使われ方や負担のかかる状態を続けたり、過度な刺激を受けたりすることです。そうすると器官は、たちどころに弱り、場合によっては病気になってしまいます。眩しい物ばかり見ていたり、大きな音ばかり聴いていたら、目が見えにくくなったり、難聴になったりするのがこのケースです。

咀嚼器官である歯と歯周組織も、それとまったく同様に、物を噛み砕くという機能から大きく影響を受けます。歯や歯周組織が健康でいられるか、病んでしまうか、“機能”一つという面があるのです。無理のない負担、ちょうどよい刺激が加えられていれば、歯はよい状態を保てます。 しかし他の器官と同様、歯も長い年月使われ機能し続ければ、老化の道をたどり衰えていくのはしかたのないことです。一方「無理な機能を強いられる」というのは、不自然な力が不自然な方向から歯にかかるということです。実際には、歯並びの悪い歯がこうした状況に陥ります。歯並びの悪いところでは虫歯が多発したり、歯の周囲の歯槽骨の吸収が進んだり、歯肉炎になるなどのケースがかなりみられます。いつも虫歯になるところとか、いち早くグラグラしてくる場所はいつも決まっているという経験はありませんか。また、きれいに磨けている歯なのに、他の歯より先に虫歯になってしまったことはありませんか。もしそういうところがあったら、鏡を見て確認してみてください。歯並びが乱れていませんか。

歯が悪くなる原因として、細菌感染による虫歯・歯周病ということばかりが強調されています。虫歯さえ作らなかったら、虫歯菌にさえやられなかったら、歯や歯周組織はいつまでも大丈夫と、漠然と思ってはいませんか。
虫歯や歯周病の原因が細菌感染であることは確かですし、直接の、最も重要な原因といえます。ただし原因のすべてではないのです。歯および歯周組織の病気の原因は、かなりの負担を受け食べ物を噛み砕くという仕事をしている歯が、機能しているものの宿命として衰え、それと細菌感染がからんで発症すると、私は考えています。ですから機能面から悪影響を受けている場合、それを最小限にしていく治療が必要になってくるのです。

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